暖冬であったにもかかわらず、春が近づくにつれて寒くなってきている感のある彦根、長松院。
昨日3月20日、毎年行っております春季彼岸施食会を厳修いたしました。
日曜日ということもあって、参列された方々は30名ほどと賑やかに和やかに過ごしていただいたかと思います。
新しい顔あり、古い顔あり。
送る人あり、送られる人あり。
ご挨拶では「年々歳々花相似。歳々年々人不同」の言葉を紹介しました。
もともとの意味合いは、祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、のような世の移ろいを儚んで読んだ劉廷芝の漢詩なのだそうですね。
わたしの好きな言葉の一つです。
人の顔ぶれは変わっていくけれど、先祖を思う気持ち、敬う気持ちの表れである彼岸供養はこれからも続いていく、伝えていく。
皆様の御参列をお待ちしております。
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