「とと!事件発生!!すぐ山門に来て!」
息子の呼ぶ声に山門に行ってみると、悲しそうな家内の顔。
「これ見て」
指差す方向は山門の看板。
昨年新しく真下先生に書いていただいた看板に、自転車の鍵のようなもので傷が無数に付けられていました。
さらに門扉には大きく下手くそな字で”死ね”の文字。
写真をアップしようとも思いましたが、悲しくて写真が撮れません。
酔っ払いがやったことでしょうか?
腹立たしいというよりも、悲しくなってしまいました。
こんなことをする人がいるということに加え、お寺の門や看板にこんな罰当たりなことをしても平気な時代になったこと、またそれをさせてしまった私の管理不足。
このようなことは二度としてほしくありません。
しかしこんなこともあるのですね。
親子三人、無言のまま山門を見つめておりました。
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