先日、地元の新聞社である”しが彦根新聞”の記者さんが、長松院に来られました。
彦根市と商工会議所と近江ツーリズムボードが三位一体となって10月23日から12月25日まで行われる「彦根プレミアム体験」というキャンペーンの坐禅会場の一つに長松院が選ばれましたが、そのイメージフォトの撮影が行われたことに対する取材でした。
茶の湯や日本庭園など、古き良き文化が根付くこの彦根の地ですが、この度”禅”に着目し、彦根井伊家の菩提寺である清凉寺さま、龍潭寺さまとともに、数ある禅寺の中からこの長松院が選ばれたことは光栄の至りです。
本堂での撮影会はさながら坐禅会のようで、説明しながら私も一緒になって坐り、とても気持ちのよい時間を過ごしました。
撮影会も終了し、記者さんとお話しする時間が持てたのですが、その記者さんは長松院に来られたのが初めてであったらしく、拝観をしている最中に急に立ち止まり、ある掛け軸に目を奪われていました。
それが「直政公出陣之絵図」です。
記者さんはとてもこの掛け軸が気になったらしく、写真を撮り、記事にしてもいいかと尋ねて来られました。
二つ返事で快諾し、この掛け軸の由緒を説明したのですが、それについて大きく一面で取り上げてくださったのがこちらの号です。
私まで写り込んでしまい、なんだか気恥ずかしいようですが、お寺のことを知っていただくとても良い機会であったと喜んでおります。
取り上げてくださったしが彦根新聞さま、ありがとうございました。
これからも少しずつ、長松院のことを知ってもらえるように精進します。
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