井戸の整備も終わり、周辺も落ち着いてまいりましたので、魚籃観音さんに井戸のお守りをお願いいたしました。
長松院には元来、二人の魚籃観音さんがおられました。
そのうちの一人はすでに墓地の井戸にお出でいただいていますが、今回はもう一人の魚籃観音さんに行っていただきました。
懇ろに撥遣(魂抜き)の儀式を執り行い、井戸へ。
まだ三具足(香炉、燭台、花瓶)は揃えていませんが、近々に置く予定をしております。
井戸の蓋が鉄製なので、真夏には高熱になるため蓮華座の代わりに大釜の蓋を使用。
この観音を念ずれば、羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことを得るとされ、中世以降に親交を深めた観音さんだそうです。
みなさん、長松院の中庭にこられた際はどうぞご挨拶くださいますようお願いいたします。
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