松ノ木よさらば。

今日、台風被害で裂けてしまった松の木を切っていただきました。

境内にある松の中でおそらく一番の古株だったでしょう。

前もってお経をあげ、お酒やお米などをお供えしてご供養しました。

 

いざ切り倒す、とはいえ6メートル以上もある大木です。

慣れているはずの職人さんたちも一苦労。

ハシゴとロープを使い少しづつ切って行きます。

 

 

最初は7人がかりで作業開始。

 

 

以前から危惧していた通り、幹や枝の部分は腐ってしまって空洞でした。

切っていく作業は比較的楽だったそうです。

 

 

しかしさすがは職人。

作業を飽きることなく見続けられます。

職人はすごい!

 

 

今日1日でここまで切ってもらいました。

あとは後日。

 

 

この松の木の子供だと思いますが、切り株の根元に小さな松が。

切ってしまった木の代わりに大事にしてね、と職人さんのお気遣い。

親に守られる子供です。

 

 

中が腐って空洞になっていますが、それがちょうど子供を守るちょうどいい大きさに。

職人さん、にくいねえ。

職人さんたち、どうもありがとうございました。

子供も大事に見守りますね。