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手前味噌作り。

先日12月22日、第2回目となる『長松院手前味噌作り教室』が開かれました。

参加者は10名。

檀家さんではない方の参加もありました。

嬉しい限りです。

 

講師は私、住職です。(エヘン、エヘン)

 

始める前に三種類の味噌、長松院作、市販、近所のお寺さん作の味噌をそれぞれ味見してもらいました。

味噌はそれぞれ風味が変わります。

市販のものは出汁入りが多く、添加物も入っているため味が尖っている気が、一方手作りの味噌は角が取れている気がします。

みなさんはどう思われたでしょうか。

 

まずはみなさん手をキレイに洗っていただいてから、マスクとゴム手袋、割烹着を来ていただきます。

なかなか様になっていますよ。

 

 

容器をアルコールでキレイに滅菌してからタネとなる味噌を取り出します。

本来は大豆を炊くところから始まり、一日がかりの大仕事となる大事業ですが、長松院の手前味噌は仕込みが住んである優れもの。

ハンバーグを作るような要領で空気を抜き、容器に詰めていくだけ。

この時に大事なことは、なるべく空気に触れさせないよう丁寧に空気を抜くこと。

カビの原因となるため、慎重に行います。

 

詰め込み作業が終わればラップを味噌の上に式空気を遮断、容器の縁とフタをアルコール除菌して、さらにその上からラップを巻き完成。

 

簡単でしょ?

 

味噌の旨味は麹の割合できまる、とは味噌屋の言。

長松院の仕込み味噌は麹の割合が高く甘くてまろやかな味わい風味になります。

食べごろはお盆明けほど。

時間が経てば風味と色合いが変化していき、その都度楽しめます。

 

お疲れ様。

仕込みが終わったら、私が昨年作ったお味噌を使った豚汁とお汁粉を振舞いました。

プリンはお檀家さんの差し入れです。

友尻さん、ありがとうございます。

 

 

ひとしきり茶話会をした後、三々五々帰宅の途につかれました。

来年もこの時期に手前味噌作りを行います。

興味ある方、ご参加ください。

お待ちしています。

 

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コメント: 2
  • #1

    たかchan (金曜日, 27 12月 2019 15:05)

    来年は、今年仕込んだお味噌を持って伺います!
    笑いエッセンスが入ってますよ。

  • #2

    山主 (金曜日, 27 12月 2019 17:31)

    一年間お世話になりました。
    来年もよろしくお願いします。

    食べたら笑う、幸せの味噌(笑)