滋賀県は、言わずと知れたマザーレイク、琵琶湖の県です。
最近では、地球温暖化防止と健康促進に加え、通勤通学にソーシャルディスタンスが取れると言うのでやおら注目を集めている自転車ですが、少し前から『ビワイチ』と言う名前で琵琶湖を一周するサイクリストたちが湖畔道路を颯爽と走る姿をよく目にします。
しかし彦根はと言うと、お世辞にもサイクリストたちが集まってくる活動をしているとは到底いえません。
そこで、世界で初めて自転車を製作した祖(諸説あります)の久平次翁に一肌脱いでもらい、彦根にもサイクリストを呼ぼう!と目下計画中であります。
そこでまず考えたのが『自転車お遍路さんのご接待所』
この春に弁天さまたちが御遷座されて以降空っぽだったお堂を掃除して、休憩してもらえるように改造します。
まずは煤払いから。
しかしこれはもう煤払いの域ではありません。
しっかりとお掃除します。
一拭きしただけでこの汚れ。。。
きれいに水拭き三回の後は、畳を敷きます。
とはいえ、新品の畳を買うほどの余裕などあろうはずもなく。
使わずに残っていた畳をなんとかカットし、六畳の部屋にあわせていきます。
しかし畳は畳屋さんが寸法を合わせて切って縫って貼ってきてくれるからピタリと揃うもの。
なかなか合わすのが難しい。
長い部分は切って縫って貼って。
長松畳屋開店です。
同時進行で、上がり框の腐った部分の交換も。
大工さんに廉く板を分けてもらいました。
畳の切り貼りとパズルに合わせ方に悪戦苦闘。
結局丸二日かかりましたが、いよいよ最後の一枚。
なんとか入りました!
少し隙間があるのはご愛嬌。
さて、今度は図書館が所有している『新製陸舟奔車』レプリカを借りてきて展示します。
どのような接待所になるのか、乞うご期待!
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岡田頼典 (木曜日, 03 9月 2020 13:02)
気温の高い夏場に御苦労さまでございました。次回お伺いさせていただくのが楽しみです。本当に御苦労さまでございました。