先日、近江ツーリズムボードさん主催による、外国人向けツアープランのコンテンツのひとつとして、長松院で暁天(朝坐禪)が組めないか、というオファーがありました。
このツアーは、ただ彦根を観光旅行するだけでなく、井伊家という”戦国大名の町”としての歴史と、武家社会の根底にある文化を学ぶことを主眼としたもの。
まずはそのモニターとして、英語ガイド4名と、びわこビジターズビューローから1名、長浜観光協会から1名、そしてOTBから1名の計7人での坐禪會でした。
とはいえ、こちらが提供する坐禪會はいつもと同じもの。
挨拶が終わると早速みんなで坐禪します。
しかしいつもの坐禪會と違うところは、みなさん個人的な興味から參禪しているわけではない点。
ビジネスとしてお客さんを連れてくるのが目的のため、責任がある。
真剣なまなこで坐禪説明に聞き入ります。
坐禪は二炷。
経行も行います。
二炷の打坐の後は、質疑応答。
鋭い質問が、まるで問答のよう。
今回は日本語でしたが、本番においてはほとんどが英語での対応。
私も全く気を抜けません。
予定よりも1時間ほどオーバーして坐禪會は終了。
個人的にとても楽しく、また本番が楽しみな坐禪會となりました。
もう一度モニターツアーを行う予定です。
今後の展開に目が離せなくなりました。
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岡田頼典 (火曜日, 20 12月 2022 09:14)
ご活躍ですね~^^。