恒例となったJCMU留学生との坐禪會ですが、今回は長松院で行われました。
日本語の勉強と日本文化を学ぶ、というのが主眼なためいつもはできるだけ日本語で行う坐禪會ですが、今回の学生たちは「日本文化」特に宗教について勉強しにきた短期留学性のため、ほとんど日本語が話せません。
そのため全編英語にての坐禪會となりました。
総勢10名。
全員初めての坐禪ですから、まずは坐禪指導から。
畳に直接座る経験もあまりないアメリカ人留学生ですから、椅子坐禪でもいいと勧めました。
しかしさすがは日本文化を学びにきた諸君。
全員が半跏、もしくは正座での坐禪を選択しました。
一炷30分を経行挟んで二炷。
少し足が痛かった学生さんもあって、動いてしまうこともありましたが、皆さん初めてにしては兀兀と座っておられました。
いつもの坐禪會と違うのは、作務の代わりに質疑応答の時間があったこと。
お寺の成り立ちや木魚、鏧子、魚鼓などについて、梵字について、果てはだるまさんの目が入っているのといないのはどう違う、という質問まで。
いろんなところでいろんなものを見て、勉強しているんだなあ、と感心しきりでした。
長松院で坐禪の後は、お昼を食べてのち神社へ行くということでした。
みなさん、日本を楽しんでくださいね。
また機会があれば一緒に坐禪いたしましょう。
コメントをお書きください