· 

常夜燈のことなど。

 

長松院には以前から大きな青銅の常夜燈があります。

大正年間に寄贈されたもので、かなりの大きさがあり、大変立派なものです。

移動の際なのか、はたまた地震で倒れたのか、一つは傘が大きく割れ、もう一つは宝輪が中に陥没してしまっています。

それでもその存在感はかなりのもので、なんとか電球を入れてもう一度火を灯せないものか、と常々思っておりました。

 

そしてこの度、寶林斎落慶に際して寶林斎より運んできた常夜燈と、以前廃寺にしたお寺よりいただいてきた常夜燈を、この際なんとか火を灯そうと電気屋さんに相談。

『やってみよう!』という運びとなりました。

 

 

まずこのままでは円柱の影で全く見えません。

見える場所まで移動しなくては。

 

 

配線が見えないように電気屋さんも工夫してくれています。

そこは職人のこだわりだそう。

 

合わせて開山堂の常夜燈も設置。

こちらは下地を準備してあったので簡単に灯ります。

 

これが↓↓↓

 

 

こうなる↓↓↓

 

 

寶林斎の灯篭はだいぶと痛んでいたので、洗ってから障子紙を貼り直し。

まずはどんな感じか障子なしバージョン。

やはりあったほうがいいな。

ということで、工作タイム。

 

 

障子ノリできれいに貼って、完成図がこちら。

じゃーん。

 

 

本日もよくがんばりました。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    岡田 頼典 (火曜日, 18 6月 2024 12:54)

    いつもありがとうございます。立派なお寺になっていきますね。