私が長松院に赴任して、今年でちょうど10年目。
こちらに来てすぐに始めた坐禪會も10年目を迎えたことになります。
周知徹底されていなかったため、最初のうちはよく一人で座っておりました。
「誰かのための坐禪ではない。だから一人で座っていても寂しくない」と嘯いておりましたが、やはり内心は物足りなく感じていたのも事実です。
そのうち一人増え、二人増え、そして一人去り、二人去り。
JCMUの生徒さんも来たり、イギリスからの留学生が来たり、滋賀大の生徒さんが来たり、インバウンドの旅行客が来たり。
様々な人が来て、長松院坐禪會を形作ってきました。
昨日は米原のALT(Assistant Langage Teacher) の先生が二人、それから長松院、清凉寺さんとの姉妹寺院であるロッキーマウンテン禪(RMZ)の參禪者がご夫婦で来られました。
せっかくなので、作務罷みんなでお抹茶を淹れていただきましょうと、お茶会になりました。
長松院のお茶会といえば、TERAKOYA!からのお付き合いである貴代さんですが、この日も来てくださったので大活躍していただきました。
そして、ALTのケビンさんは日本語がペラペラなニュージーランド人ですが、実は高校生の時に留学していて茶道部員であったとかで、お手前を英語でスラスラと説明くださり大変助かりました。
さらには清凉寺ご住職村瀬行寛老師も參禪くださって、坐禪會が締まったことに加え、老師は茶道をしておられる関係上お手伝いしていただき、大変に助かりました。
長松院住職はいつも通りただニコニコとしていただけです。
皆さんのおかげで成り立っている坐禪會です。
今月中頃にはJCMUの生徒さんたちが来山しての坐禪會。
来月頭には私が『特任教授』として(エヘンエヘン)JCMUに赴いて”坐禪と日本文化”のような授業をさせていただく予定です。
緊張と弛緩、ということを大事にした坐禪會を行なっています。
基本は毎月第一土曜日午後二時から、第三日曜日午前六時から、最終金曜日午後七時から。
もしご興味あれば、お気軽に參禪ください。
ただ座るだけというのも、案外楽しいかもしれませんよ?
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岡田 頼典 (木曜日, 17 10月 2024 13:15)
大盛況ですね。