今回は、アメリカはロサンジェルスにある"Angel City Zen Center"(以下)に招聘されて、法話をさせていただきました。
ACZCは大無老師というアメリカ人僧侶が運営している禪センターで、ロサンジェルス禪センター(ZCLA)にて活躍されていいる横山行敬老師の紹介にて知り合いました。
大無老師は昨年、岡山にある洞松寺さんにてご修行を終えられ、日本お伝統的な禪についても知っておられる禪僧です。


zoomにての参加で、20人ほどの參禪者がすでに待機中。
法話の前に、まずは30分の打坐。
みんな静かに座ります。
そして止靜鐘(坐禪終わりの合図の鐘)がなり、私の拙いお話の時間。



法話の内容は、私がどのようにして禪僧となるに至ったか。
子供の頃から持っていた『今ここにない何か”真実”と呼ばれるもの』を探すため、大学を卒業してからおよそ10年海外を放浪したこと、10年経ってやっと『今ここにない何か”真実”と呼ばれるもの』は自分の内以外にはないものと悟ったこと、しかしそれをどのようにして内なるものに辿り着けるかわからずに悶々としていたこと、師匠に出会い坊さんとしてその”何か”を探す道筋を立てていただいたこと、總持寺での修行中のジレンマ、アメリカ人禪僧、グラスマン徹玄老師との出会い、アメリカでの暮らし、そしてこれからの日本とアメリカの禪のあり方などをお話しさせていただきました。
皆さん、決して流暢とは言えない私の拙い英語での拙い話を、一生懸命に聞いてくださりました。
法話の後は、質問タイム。
アメリカの法友たちは容赦がありません。
『グラスマン徹玄老師はどのような点が素晴らしい禪僧だったと思われますか?』
『私も今、仕事と自分のやりたいこととのギャップに苦しんでいます。何かアドバイスを』
『タイ、アメリカ、日本のそれぞれの地で仏教に触れてみて、どのように感じましたか?』
『”今ここにない真実”を求めて僧侶になったというのは、ある意味我儘であり、自己満足ではないのですか?』
『日本では僧侶はあまり坐禅をしないと聞きます。しかし私にはそれが全く理解できない。禪僧が坐禪をしないで何をするのですか?』
他にもいろんな質問をいただきました。
まさに問答。
私も真剣に考え、真剣に答えます。
一問一答。
胃が痛くなりました(笑)


最後には一緒に記念撮影をパチリ。
とても良い時間を過ごさせていただきました。
また機会がありましたら、一緒に坐禪しましょう。
大無さん、横山さん、ACZCの皆さん、どうもありがとうございました。
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